いつもそばにいてくれた君がいなくなって

先日、我が家の愛犬マックが旅立ちました。
17歳。この犬種では、人間でいえば100歳を超えているそうです。

我が家に来てくれてから、うちの子どもたちの成長、我が家の悲喜交々を近くで
ずっと見守っていてくれていたワンコでした。

今年になってから、春から夏、みるみる容態は悪くなり、歩きづらそうなのが、
歩けなくなり、そして寝たきりとなって行きました。

体も痛いところが多いのか、よく鳴いておりました。
それに対応してくれていた妻の苦労もたいへんで、睡眠時間をいつも削りながら
介護にあたっておりました。

在宅介護のたいへんさをマックは私たちに教えてくれていたような気がします。

しんどくて、苦しくても、よく食べていたので、安心していたのですが、
今月になって、ついにそれも叶わなくなり、旅立ちの時を迎えました。

それがまた、遠方に住んでいる末っ子は仕方なかったのですが、
私、妻、長男、長女がそろっているタイミングで逝ってくれたので、4人で
見送ってあげることができました。

私の出張スケジュールの隙間を知っていたかのようなことでした。

長男は来月には東京に赴任しますので、それも考えてくれたのかもしれません。
家族とは「マックが気を利かしてくれたんやな」と言い合っておりました。

最後まで、生き切った、見事な犬生でした。

それにしても、いつもそばにいてくれた君がいないというのは本当に寂しい。

時間がかかりそうだけど、この寂しさを少しずつ受け入れながら、生きていく
ことにします。

マックを見習って、生き切らなきゃ。