研修の実施前には何を確認しておくべきか。
この感覚をしっかり持っていない研修実施運営事務局は、研修当日にとんでもない修羅場に
見舞われることになります。
・対受講者については
-もちろん、受講者及びその上司に漏れなくタイムリーに連絡が行き届いているか
-受講についての事前の動機づけが上司から行われているか
-事前課題の取り組みはちゃんとされているか
こういうことがされていないと、
研修当日の朝、
-来ていない受講者がいる
-来ているけど、どういう研修か全然分かっていない受講者がいる
-事前課題を全然やっていないまま受講する羽目になっている受講者がいる
ほら、こういう状態からはじめる研修会場の風景を想像してみてください。
ゴタゴタしてそうでしょ苦笑。こりゃ、スタートから前途多難ですわな。
もう一つの視点を付け加えます。
・対講師については
-事前情報(打合せ時に伝えたこと)と違ったものがある場合は、それを
知らない講師は会場でギクシャクした場面をつくり出すことになります。
今は、言ってはいけないことも言ってしまいます。だって、講師はそれが
悪いとは知らないですからね。こうして、会場でやらかしてしまうのです(苦笑)
研修というのはいきなり実施するものではありません。
実施前につくっておくべき状態をつくっておくことが、次の流れにつながって
いきます。
実施前というタイミングならではで、しておくべき事というのがあるんです。
ここを抜かってしまうと、あとの流れがおかしくなる。しかも、一度、おかしく
なった流れのリカバリーはほぼ絶望的となります(泣)。
ステップ バイ ステップ。着実に進めていきたいところです。
今回はここまで。ではまた。
つづく