こんにちは。社員研修コンサルタントの門脇竜一(かどわき・りゅういち)です。
プロ講師になって22年目。現時点(2022年3月6日)での通算有料登壇(=稼働)日数1,931日。
自分で言うのもなんなのですが、まぁ、この世界で、そこそこ仕事をして来た人間です。
ここまで一応続いてはいるので、仕事の質もまぁ、そこそこ良いのであろうと、とりあえず
前提を置いてくださいまし。
さて、これより連載をはじめます。いちばん読んでもらいたいのは、自社で研修を開催したいと
考えている経営者・経営幹部のあなた。
早い話が、そんな方々に実用的な発注の手引きになりそうなことを語っていきたいと思っています。
分かり易く、臨場感満載でいきたいので、泥臭いタッチになるのはご了承を。高邁なアカデミック
なことばかりのキレイごとだけ言っていても、現場はどないもなりませんからね。
さぁ、はじめまっせ。
まずは、今回、お伝えしたいのは、悪い研修は全部、講師のせいにせんといてくれ!ということ。
おーっと、いきなりの責任逃れトークか!?いやいや、ちゃいます。
適当な的を射ていない要望で、外部専門家(=プロ講師)に頼んで、うまくいかなかったら、
「あの講師は使えない!」と文句ブーブー。
こういうパターンってよくあるんです。こんなの誰も幸せになりませんわ。しかもそれなりの
コストも掛かっております。とんだ無駄遣いです。受講者の方々も訳わかんない研修を無理矢理
受けさされて、苦痛の極み。
「こんなんのに時間取られるぐらいなら仕事していたほうがましやで」
「シャチョー、変な奴、連れて来やがって!」と恨みの声の二、三発も出ようかというもの。
こうなってしまうと、折角、社員研修を自社でやろうと考えたのに、なんとも勿体ない話です。
このコラムに興味を持って、お読みになる方の大半は、社員教育を進めていこうと決意されていると
思います。いいことです。それは、素晴らしい考えです。その気持ちをぜひぜひ大切に持ち続けて
ほしいのです。そんなあなたのお役に立ちたいと、プロ講師生活22年!の私が、これまでの実地経験で
掴んだものをお話していきます。何か、一つでもあなたのお役に立つものがあれば幸いです。
外部専門家に自社開催研修を発注する際のチカラにしていただきたい。
つづく