・「頭は柔らかく」
・「柔軟性を持って」
・「フレキシビリティー」
よく耳にする言葉ですが、今年ほどこれを痛感させられた年はない。
コロナ禍の中で、我が研修業界を突風の如く襲ったのは、今、巷で
言われている・・・
そう!
デジタル化。
オンライン研修でありました。
当初は、時代の変化に抵抗する守旧派の如く
「研修はリアルしかないでしょ!」と頑なスタンスであった私も、
状況の要請で、取り組まざるを得なくなりました。
何年もお世話になっているクライアントさんから、今年もぜひ実施したい。
でも、この状況で、リアル対面というわけにはいかない。
そこで、・・・オンラインでお願いします!
もちろん、かどわき講師で!
この流れの中では、お引き受けしない訳にはいきませんでした。
大事なのは、「お役に立つこと」。
お役立ちの方法が変わるだけだ。このように意識を切り替えて、必死に
準備にあたりました。
やってみて、
「やってやれないものでもない」との実感を得ました。
画面を通してでも、一生懸命、受講者と講師が取り組めば、一体感が生まれる
ことも実感できました。教育の機会を守れて、本当によかった!
もちろん、オンラインでの限界というものもあります。でも、それは、
リアルが万能ということでもありません。リアルはリアルでオンラインに比べての
デメリットもあるのです。
(両者を実感値で比べることができて、見えて来るものが多いことに驚きました)
さて、今後についてどうすべきか。要は使い分けが必要ということです。
教育方法の選択肢が増えたと解釈すべきでしょう。
これからの研修設計には、リアルとオンラインのミキシングの技が必要になります。
コロナ禍発生からもうかれこれ半年ぐらいですか。
ようやく冷静に、未来のことも考えられるようになって来た感があります。
人間、悩み苦しみ、試行錯誤を繰り返しながら、こうして前進していくのでしょうね。
さぁさぁ、研修講師かどわきに、オンライン対応のメニューが気が付けば加わりました。
もう早速、来年のオンライン研修の設計依頼が入っています。
新境地開拓と行きますか。
自分の限界線を勝手に低くに決めるなだな。
変な汗いっぱいかきながら、またがんばります。