つ、ついにデビューしました。
プロ研修講師は20年目の私ですが、それはあくまでも集合で対面での話。
業界の中では、「リアル研修」と言っております。
それに加えて、非対面。目の前に受講者の方がはいない。
でも、画面の中には勢ぞろい。
そう、オンライン研修というものです。
もう幾つかやり出しているのですが、先日は、私の地元の大阪・梅田から
全国に配信という方式でした。
関西以外の多くの受講者の方々とやりとりした私は大阪にいるのです。
受講者の方々は自宅からの受講が可能です。
移動時間が劇的に変わったのは言うまでもありません。
働き方も変わります。
正直、4月の緊急事態宣言からこの方、予定していたリアル研修がバタバタと
中止となっていきました。
それだけでもショック大だったのですが、中止にならないならならないで、
代わりに急遽のオンライン化の要請が出て来て、デジタル化に疎い人間に
とっては、それはもう混乱の極みでした。
「リアル研修とオンライン研修とどっちがいいですか?」
この問いかけには、速攻で「そりゃ、リアルでしょ!」の私ではあるのですが、
現在状況の要請は、
「研修したほうがいいですか?しないほうがいいですか?」
これはもちろん、「したほうがいいです!」
「ところで、皆を集める訳には行かないので・・・」
このお困りに応えるのがオンラインということです。
頭ではこのこと、よーく分かっていたのですが、腹にズドンと落ちたのは、
オンライン研修をやってみて、受講者の方々の学ばれている様子を実際に
見た瞬間でした。心も通じない訳でもない。
折角、技術進化のツールがあるのに、教育の機会をあきらめるのは勿体ない。
靴を履いて、刀をピストルに持ち替えた坂本龍馬の気持ちがちょっと分かるように
なった気がしました。食わず嫌いになっていたら体験できないところでした。
これからの現場講師として大事なのは、リアルとオンラインの2つの使い分けです。
両方を融合させて研修の質を高めていける可能性が私にも見えて来ました。
いろいろ大変ですが、「たいへんとは大きく変わると書く」と、頑張っていこうかと。
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こういうことをはじめていましたが、自分が動画になるという体験は、オンライン
研修講師として役に立つこともあったようです。(まだまだ精進必要です(^^;