研修のあぜ道(6)適正受講者数は何人か?

いっぺんに研修できる人数は何人か?

これ、結構、事務局さんに訊かれる質問です。
もちろん、「カドワキせんせいの場合は?」とこちらの経験値も訊かれます。

これまでの私の経験では、
講義だけの講演スタイルではなく、演習&ワークもある研修スタイルとしては、

MAXは、120名ほどでしたね。
6人グループとして、20グループ。もう壮観な眺めです。
向こうのほうは、よく見えない状態(苦笑)。

MINは、2名です。
これはもう家庭教師状態。受講者の方にとっては常時監視状態かな。

「どれぐらいの人数がいいんですか?」こう問われて、よく言うことは、
1グループ6名まで。4グループ。24名が一応のMAX。

うまく行くと、様々な意見が飛び交い、なかなかいい感じです。
4より3。3より2だと、講師の目はよく行き届くようになります。
あとは、多様な意見の発露があるかどうか。

5グループ以上になると、演習のあとのグループ発表がだれはじめます。
最初に発表したグループは、5番目のを聞いてはいやしない(笑)。

もっとも、4グループだったとしても低調な会場はあります。
逆に、2グループでも大賑わいもあり。
実際には、一概には言い切れず、ケースバイケース。
ちなみに、どんな環境でも盛り上げていくのがプロの務めです(汗)。

あと、人数は、2でも3でも割り切れる人数が最高です。
なぜなら、ペアワークもトリオワークもやり易いから。

と、いろいろ言ってはおりますが、会場に入ってみて、聞いていた以上に
受講者がいようとも、聞いていたほどもいなくても、

プロ講師は、学びやすい環境をととのえ、進行をしていくのです。
口で言うのは簡単ですが、なかなかたいへんです。ハイ。