研修のあぜ道(4)人生の先輩との朝バトル

前回に続き、講師の食事ネタです(笑)。

「講師の早食い」なんて話をしておりましたが、たとえば、こういう局面の時、

とある出張先。宿泊先(ホテル)から会場まではタクシー移動

・タクシーのホテル出発は7:25には出ないと間に合わない
・ホテルの朝食(バイキング)は7:00からの営業

いかがですか。高速食事が必要になりますでしょ(笑)

ここで朝食を食べないという選択肢もあるのですが、それは、クライアントさん
お手配であれば申し訳ないことです。

実は、その昔、とある企業さんの新入社員研修に出向いた際、
(新入社員さんは何日か前からこの研修所に合宿。私は前日の夜入り)

開講前の事務連絡で、事務局さんが、
「今日、無届けで朝食を食べなかったのは誰だ!会社のお金を使っていると
いうことを君たちは分かっているのか!」との叱責の場面。

いやはや、居心地の悪かったこと。
私、早朝から仕事をしていたこともあったですが、食べるのをスキップして
いたのでした・・・

そういった過去の経験で学んでいますので、ビジネスホテルで、無料朝食付きは
その時の事情で判断しますが、きっちり朝食費用がかかってチケットのあるホテル
や旅館の朝食は必ずいただくのが、今の私のポリシーとなっております。

さて、この場合ですが、7:00開始すぐに飛び込んで、ダッシュで、
必要最低限を皿に取り、高速イーティング。全工程10分以内必達です。

だいたい、こういう構図の時に困るのは、宿泊している人生の先輩方。

ビジネスホテルならいいんです。そこは仕事の方が圧倒的に多い。
ローカルなところでは、近くの現場で作業する方が多くて、作業服姿がメインです。
こういうところは心配ありません。皆、思いは同じ。動作はきびきび。バイキング
でも皿に取るのは速攻です。

ビジネスビジネスしていない一般客が使うホテルがたいへんです。
観光で来られている方がメイン。風光明媚な観光地。

・人生の先輩方は朝が早い
・(旅行に来るような)人生の先輩方は元気で食欲旺盛
・人生の先輩方にはバイキングシステムに不慣れ

先輩方に罪はまったくないのですが、開場前から大挙して並んでいるわ、
入場してもどうしてかいいか分からず右往左往。でも、食べたいものは、
沢山あるから、一生懸命、各種料理を探し回る~

この集団にスーツ着た、緊迫感あふれる男が飛び込んでいく。

なかなかのたいへんさです。当方のイーティングミッションを速やかに完了
して、良いコンデションで会場に到着すること。これが私の至上命題です。

人生の先輩方に、にこやかに「HAVE A NICE TRIP!」と言える自分で
いたいのですが、なかなかでございます。

あるところで、6:00から食事ができるところがあって、ここなら
心配ないなと5:58に行ったら、もう既に長い列ができていました。

まだまだ修行が足りませぬ。