万能コメンテーターなんてやめないか

明日から仕事再開の方が多いのでしょうかね。

私ももう内勤業務ははじまっております。
秋は研修の繁忙期。今から準備にどっぷり入っております。

出張に出ることもなく、自宅兼事務所で作業をしているのですが、
ついつい目に触れるのがテレビ番組。

見るともなく、見ていましたが、気になることが~
ニュースのあれ、ちょっと何とかならないのですかね。

いろんな分野のコメンテータを並んで座らせて、出てくるテーマに
コメントを求めるの。

政治評論家にスポーツの話。スポーツ評論家に政治経済の話。
芸能評論家、料理研究家、他にもいろいろ・・・
そして、必ずいる弁護士。それは法律問題じゃないだろっ!

なんでも聞くのは、いい加減にしたらいいのに。
ひとつの分野の専門家は他の分野もある程度分かるという扱いは、
困ったものだ。

かくいう私もこういうのは、他人事でもありません。
とある研修の打合せで訪れたとある会社。
話の中身はいつの間にか、今、困っている人事問題の数々。
おっと、そこには法律問題も絡まって来る。

「センセイは、どうお考えですか?」

期待されているのはありがたいのですが、こういうの困ります。
ちなみに、研修会場でもたまにあります。
思い切り専門外の分野のご質問。

根拠も持たずに適当に答えたら、あとでえらいことになります。
専門家は、言動に責任を持たされますから。

専門外のテーマにコメントを求められて、顔をしかめている各分野の
専門家たちの表情が興味深かったです。

それにしても、番組の成り立ちにあんなにコメンテーターっているのかな?