登壇スケジューリングの難しさ【講師あるある話】

なかなか不思議な感覚です。
昨日、移動しているはずが当地(九州)に逗留。

台風7号がやって来て去りました。
今回はやられました。

当初の予定では、昨日の昼までには過ぎ去って、最終便で関西に
帰る予定だったのですが、予想を超える遅さでこうなりました。

とはいえ、予定の研修はすべて実施ができたのでまずは良かったです。
研修の再日程なんて生半可なことではありません。
また、時期があまりにも遅くなるのなら、中止ということもあり得ます。

研修は、学ぶべき人が学ぶべき時にやるのがベストですからね。

今回の幸運は翌日の登壇スケジュールがなかったこと。
昨夜のうちに移動を完了して、朝から登壇でしたらアウトでした。

受講者は集まっているのに、講師だけが現れない。
ぞっとします・・・

移動のリスクをどこまで読み込んでスケジューリングするか。
ここに仕事の腕が問われます。

かと言って、安全を見過ぎると、機会を逃してしまう。
案件が、講師の都合を配慮してくれるのは限度があります。

チャンスはリスクと背中合わせでやって来る。

ともあれ、今回は、関係者の方々に迷惑をかけることがなく安堵しています。

講師の仕事は、会場に開始時間前に入ること。
当たり前のことを当たり前にし続けることの難しさを実感します。

さぁ、今日は帰れそうです。

海は、昨夜が嘘のように、静かで、おだやかです。

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