今日から封切りの映画「終わった人」を観て来ました。
以下、ネタバレ少しあります!(注意)
75歳からを後期高齢者、65歳からを前期高齢者というそうな。
それで行くと、55歳は前前期高齢者てか。
往年の爽やか青年の私も今年12月に55歳を迎えます!
そう、この映画、加齢をもう他人事とは思えない私にとっては、
自分事感、満載なものなのでした。
今のご時世、還暦でも元気なものですよ。それを「終わった人」とは無慈悲な
ことで。
終わってなんか決していないと言いたいのであります。
働き続ける。いや、働き続けられるというのがホント貴重になって来ました。
そのためには、何をやって行けばいいのだろうか。
単なる働き方改革ではなく、自分が働き続けられるための自分の働き方改革が
必要なんじゃないか。
そんなことを考えさせてくれる映画でした。
映画そのものは、俳優陣はがんばっていましたが、脚本にリアリティーの無い
のが残念でした(特に後半部分)。
完全なコメディだったのなら気にならなかったかもしれませんが、物語は前半の
コメディタッチから、後半はシリアス路線へと変わって行きましたからね。。。
そこから、物語に100%入り込めない自分が生まれました。
あれだけの借金、そのあとどうなったのか!?と、私のような零細企業の経営者
にとっては気になって仕方がありませんでした。
奥さんの店の開店もカフェオーナーの私からは、「そんなもんじゃねぇ」と言い
たくなるぐらいのスマートさ。
「卒婚」と「離婚」はどう違うの?もうお互いに助け合うことは放棄するの?
夫婦で観に行くと、終わった後で、いろんな話ができます。
会社生活だけでなく、家庭生活も終わりにならないように気をつけないといけない
こともこの映画は示唆してくれていました。
「俺がしんどい仕事を我慢して続けるおかげで、生活できるんだ」思想の男性に
とっては、警告の一本でもありました。
おやおや、ネタがいっぱい出てくるな。
やっぱ、私には、他人事ではないのでした(苦笑)
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