本当の正義とは何だろう?【研修講師の映画時評】『孤狼の血』

リフレッシュは体だけではなく、頭にも必要。
頭をすかっとさせるには普段とは全然知らない世界に浸ること!

ということで、久々のヤクザ映画と話題の『孤狼の血』を観て来ました。
役者さんはチャンスがあったら、ヤクザ映画に出たがるという話を聞
いたことがありますが、その理由がなんか分かりました。

まさに役者冥利に尽きる世界なんだろうな。

内容は、コンプライアンスも何もあったもんじゃない世界の話。
とある組と組との抗争に県警は絡んでというものです。

この劇中の印象深いセリフ
「警察じゃけぇ、何をしてもえぇんじゃ」

法律、規則をきちんと守りながらで、市民の安全は守れるのか。

コンプライアンス研修の講師でもある私としては、いろんなことを考え
さされました。

舞台の設定は、昭和63年。ともかく熱い映画でした。
これでもかと人間臭さ満載です。

はじまってから一度も時計を見ることはありませんでした。

ちなみに、描写はリアル過ぎますので、心臓の弱い方は控えたほうがいいかも。
15歳以下は鑑賞不可の映画です。

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