研修講師の映画時評『ドリーム』 久々の王道を行くヒューマンドラマ!

日経新聞の広告を見て、内勤日の隙間を使って観てきました。
映画『ドリーム』

久々に大感動の一作でした。

持てる才能を目一杯発揮することができた時、人はなんと輝くのか。
しかもそこまでの苦労の大きなこと。不断の懸命の努力でそれを打ち破る凄さ。

何回、涙をぬぐったことか。

僕も毎日毎日、しんどいことは山ほどあるのに、自分がなぜ、この人材開発の仕事に打ち込む
のかを、あらためて再確認できたような気がしました。
昨日観て、一晩たってもまだ感動が残っていますので、これは僕にとっては、ほんまもんです。

嫌味なく、自分ももっと頑張らなきゃ(いや、頑張りたい!)と思わせてくれる映画でした。

映画の内容はというと・・・

人種差別が横行していた1960年代初頭のアメリカで、初の有人宇宙飛行計画を陰で支えたNASAの
黒人女性スタッフの知られざる功績を描く伝記ドラマです。

NASAの頭脳として尽力した女性たちを、
『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』などのタラジ・P・ヘンソン、『ヘルプ ~心がつなぐ
ストーリー~』などのオクタヴィア・スペンサー、『ムーンライト』などのジャネール・モネイが
演じています。

そして、ケビン・コスナーがなんとも渋い役どころ。最高でした!

監督は『ヴィンセントが教えてくれたこと』などのセオドア・メルフィ。

邦題は『ドリーム』ですが、原題は 『 HIDDEN FIGURES 』
観終わってこの言葉に触れると、またじーんと味わいが出て来ます。