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■□■ 実践人材開発コンサルタントが語る
□■□ 小さな会社の大きな人づくり
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□■  中小企業では人は育たない!いやいや、そんなことはありません。
■□  育たないではなく、育てていないのです。
□■  人を育てずして、会社の成長なし。社長一人でできることは限られ
■□  ています。
□■  とはいえ、人づくりというのは難しいもの・・・
■□  さぁ、これから人材開発の苦労を共にする実践コーチこと、私、カドワキが
□■  「人づくり」を望まれる皆様方に、活きた知恵を勇気で包んで
■□  お届け致します。
□■  あきらめないで!社長。さぁ、これから「人づくり」の本格スタートです。
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vol_11 2005/1/21 「SKILLかWILLか」

vol_12 2005/1/28 「同志という考え方」

vol_13 2005/2/4 「必殺!人のつぶし方」

vol_14 2005/2/11 「定着しない社員たち、その離職の理由 その1」

vol_15 2005/2/18 「定着しない社員たち、その離職の理由 その2」

vol_16 2005/2/25 「中小企業で求められる人材像」

vol_17 2005/3/4 「中小企業で求められる人材像 その2」

vol_18 2005/3/11 「中小企業で求められる人材像 その3」

vol_19 2005/3/18 「大企業の方が人材は優秀なのか?」

vol_20 2005/3/25 「去られるつらさ」

 

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さて、今回は?
★☆  vol_11 2005/1/21 「SKILLかWILLか」

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 中途採用と新卒採用の最大の違いについて

 中途採用では、一番の関心が「この人、どんな仕事ができるのだろうか?」
になる場合が多くなる傾向にあります。そりゃ、そうですね。現に今、ある仕事が
出来なくて困っているのですから、そこに関心が向くのは無理の無いことです。

 ホントは「この人、どんな考え方なんだろう?」というポイントも大切
なんですが、

・なんとかこの仕事をやってもらえそうだ
・当社の人間とうまくやってくれそうだ

 こうなると、一気に採用方向になってしまいます。
 そして、「この人、いい人のようだ」こうなると、もう採用まっしぐらですね。

 実際は「この人、いい人に(ちがいない)」と、希望的に評価してしまっている
場合が多いのですが、採用の段階では、よほど気をつけていないと、
気がつかないものです。

 そして、入社後

 じわじわと問題が出て来ます。

 仕事の能力、これについては、判別ができ易いものです。

 ところが、やっかいなのは、『心』の部分。どうも話の理解が食い違う。これは、
仕事上の支障としても出て来ます。周囲の人とうまく行かない。ギクシャクしてしまう。

 それと、ある程度の年齢の経験者となれば、ある程度の影響力があるものです。
周囲の人も、其の発言には、耳を傾けるというものです。

中途採用氏の演説が始まります。

「ここの仕事の仕方はおかしいな。私が前からやっていたやり方では・・・」
 調子が上がるとさらに続きます。

「社長はあんまり仕事のことが分かっていないんじゃないかな。○○の業務は
やった事がないと言っていたし・・・」

 SKILL(技能)も大事だけど、WILL(意志)が合っていない人を採用してしまうと、会社はバラバラになって行きます。

 くだんのこの方は、社長と共に、事業を成長させようというWILLが
欠如している訳です。

 日常の現場では余裕がないのも百も承知ですが、敢えて申します。

 WILLチェックは入念に!

「急がば回れ」ここでも、この言葉は光を放ちます。



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さて、今回は?
★☆  vol_12 2005/1/28 「同志という考え方」

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 『同志』という言葉があります。

 そういえば、昔のソ連を舞台にしたドラマや映画で、こんな台詞を
耳にしたことがあります。

「おぉ、同志、カドワキーノよ・・・」
なんて。

 よーく考えてみれば、同志というのは同じ志と書くのですね。

 中小、ベンチャー企業の人材問題に対する場合、実は、この「志」が合致して
いないことで起こる行き違いというものに、多く出くわします。

 中小企業だけでなく、大企業でもよくある話です。

「うちの会社、何を考えているか、よく分からないんです」

「とにかく、これをやればいいんだ!と言われてますから」
「言われた通り、ともかくやるのが私の仕事ですから」

 研修会場でこんなことを言われる社員さんの姿もよく見かけます。
 共通しているのは、そんな社員さんは、どこかしょんぼりしています。

 会社の志 = 自分の志

 こうなっているのが理想ではあるのですが、自分の志が会社のそれと大きく
乖離している場合は、仕事をする上で、大きな力が出るかと言えば、
難しいのは容易に想像できますね。

          会社の志 Not= 自分の志

 こんな社員さんで、高パフォーマンスは望めません。

 高給優遇。馬の鼻先、にんじん作戦もいいでしょうが、それは、所詮、
お金だけのつながり。金の切れ目が縁の切れ目型社員としてしまうだけですから、
この路線はご用心なさってください。

 社長にとって、

会社の『志』を分かり易く話す能力

 これはとても大切なものです。

 『志』を語れない社長に、同志はつくれません。



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さて、今回は?
★☆  vol_13 2005/2/4 「必殺!人のつぶし方」

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 入社した社員さんが、いくらも勤めることなく去ってゆく・・・
 採用の現場ではよくあることです。

 よくあるといっても、頻繁では困りますよね。職場が落ち着かないこと
甚だしい。これでは、いい仕事もできる訳がありません。

「人が去ってゆく」

 言い換えれば、「人がつぶれてゆく」とも言えるときがあります。

 いい人材が入って来た! 期待の人材だ☆

 俗に言う『鳴り物入り』の入社。

 あたかもスーパーマンが加わったが如く、入社後は、
湯水のようにオーダーの連続!

 社長!こんなことよくやっていませんか?

「これぐらいできるだろう!だって、彼(彼女)は優秀なんだから」

「これぐらいは大したことはない。誰でも出来る業務だ」

「これぐらいはやってもらわなきゃ・・・」

 中途入社社員に仕事を頼むときの社長の心境3パターンです。

 人は、其の持てる『容量』を超えたとき、つぶれます。

 『容量』いわゆる『キャパ』という奴です。

 実は、逆も真なりなのです。

 持てる『容量』に全然満たない仕事しか与えない。

 これでも人はつぶれます。

「サラリーマン殺すに刃物は要らぬ。仕事を全くなくせばよい」
という奴です。

 一般的に、採用試験時は、『容量』は大きく見えがちです。

 美しき誤解のまま、入社をしてしまって・・・真実は後ほど明らかに
というパターンです。

 社長!社員さんのホントの『容量』に気をつけましょう。




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さて、今回は?
★☆  vol_14 2005/2/11 「定着しない社員たち、
その離職の理由 その1」

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 入社した社員さんが、いくらも勤めることなく去ってゆく・・・

 社員の出入りが激しい会社があります。

「○○さんをお願いします」
「電話代わりました。△△です」

「あれっ、○○さんをお願いしたいのですが」
「スイマセン、○○は異動になりまして・・・」

「転勤ですか。どちらの方へ?」
「あのう、実は退職をいたしまして・・・」

 なんて、やりとりがあるいつも、いつもあるのです。こういう会社は。

 お客さんサイドからも、こうしょっちゅう担当に変わられたら、困ります。
いきおい、付き合い方も考えられてしまうという具合です。

 こういった会社

 どうして、社員は定着しないのでしょう。

●給料、待遇
●人間関係
●入社時契約のトラブル

 まぁ、これらは、よくある理由ですね。当てはまることもあるでしょう。

 中小ベンチャー企業の場合は、これらに加えて、とっても大事な
ファクターがあります。

 それは何か?

 ズバリ 「社長」です。

 トップ経営者こそが最大の商品です。

 社員さんは、ある面、「商品力」の手厳しい審査員です。

 どんなところを診ているのか?

 次回、もう少し詳しく述べますね。

 



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さて、今回は?
★☆ vol_15 2005/2/18 「定着しない社員たち、
その離職の理由 その2」

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 社員たちは、会社の何を見ているか?

 期間の決まった契約社員ではなく、常用雇用の正社員は、一般的には、
ロングスパンでとらえるものです。

 気になるものの最大のものは?

 「将来性」です。勿論、絶対の未来なんてものはないのですが、
それでも信じたいものなのです。自分が入った会社は、継続して行くと・・・。

 そして、「将来性」を具体的に量る最も正確なファクターが、「社長」なのです。
 中小ベンチャー企業は、優秀な社員で利益を上げているというより、
「社長」という機関で、利益を上げているものです。

 「社長」が、どこまでバージョン・アップできるかで、競争への戦闘力が決まります。

 社員は、トップに魅力がなくなったら、会社に見切りをつけるのです。
 また、トップへの信頼を失ったら、これも見切りをつけます。

 まるで、主君を求めて、諸国を彷徨う戦国時代の浪人武士のようですね。
 自分が家来になると決めている(ほとんどがこのパターン)侍にとっては、
仕えることのできる主君にめぐり合えるかどうかは、切実な問題なのです。

 審査員たる社員の目は厳しいので、社長は大変です。

 社長、社員からの見られ方にはくれぐれも気をつけてください。

 彼ら(彼女ら)は、小さなしぐさもじっと見ています。

「うちの社長は、何かが違う!」
「うちの社長は、何かをやってくれそうだ」

 この期待の気持ちが、社員を定着させます。
 そして、フォア ザ・チームへのロイヤルティーを高めるのです。



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さて、今回は?
★☆  vol_16 2005/2/25 「中小企業で求められる人材像」

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 大企業では、業務がある程度、専門分化されていますから、
守備範囲は狭くても、勤まることは可能なことが多いでしょう
(最近はちょっと難しく成って来ていますが)。

 野球で言えば、ファーストならファーストだけで守れるのです。
 中小企業ではそうは行きません。

 ファーストだけでなく、セカンドもサードも、ライトやセンター
の外野も守ることもあります。
場合によれば、ピッチャーをすることも、キャッチャーをすることも
あり得るのです。

 独断と偏見ですが、中小企業社員に求められることズバリ3つ!

●状況(変化)対応力
●柔軟力
●浅く広くの関連付け力

 刻々と変わる変化に対応して、柔軟な考え方(朝令昼改もOK)
で対応できること。

 浅くとも幅広く、いろいろなことを関連付けて考えることができること。

 大まかにはこんなところが求められます。

 一つの分野にはやたらに詳しいが、その他のことはからきし駄目・・・
というタイプは使えないのです。

 『柔らかい人』がよいのです。

 硬くて、重い人は、困る人です。

 よく言われることですが、中小企業は、野球というよりサッカー型だと。

 軽快に、局面・局面に応じて、走り廻り、ボール回しのできる人が、
まさに中小企業に求められる人材なのです。




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さて、今回は?
★☆  vol_17 2005/3/4 「中小企業で求められる人材像 その2」

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 中小企業では社長の存在は巨大です。
 巨大な存在の社長が、活きるか死ぬかは、実は社員次第なのです。
 社員が自分の手足のように動いてくれるかどうか、ここが生命線です。

 社員の方も誤解しないで欲しいのは、何も奴隷のように動けと
いうことではないんです。
 社長の意を汲んで、其の意味合いを深く充分に理解して動けるか
どうかというお話しです。

 中小企業の社長は、常在戦場、常に少ないチャンスを物にすべく、
日夜奮闘している訳です。ヘッドの社長の動きを、動作レベルで、
カバーしながら、現場の実践を創り上げるのが、社員の役割です。

 社長の考え方は即ち、会社の考え方

 これを素直に受け止めれるかどうか。ここがポイントです。

 実務経験を積んだ中途入社社員ほど、この点が重要になります。

 まずは、自分の価値観をゼロリセットして、社長の話を聴けるか?

 案外、これが難しい・・・

 茶坊主のYesマンになるということではありません。

 しっかり聴いて受け止めて、受容しながら消化して、自分の言葉で
語れるようになる力。

 ここから全てが始まります。

 価値観の共有ができない社員は、中小企業ではチームワーク障害の
誘引要因とすぐなります。所帯が大きくない分、影響はすぐに大きくなります。

「この社長の言ってることは、全然分からない・・・」
 これなら、辛抱強く対話。

「社長は、何を考えているやら分からない・・・」
 理解しないスタンスで固まってしまったなら、不幸な組み合わせとなります。

 お互いの為、お付き合いをどうするか考え時です。



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さて、今回は?
★☆  vol_18 2005/3/11 「中小企業で求められる人材像 その3」

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 社長は自分の考えを社員に理解してもらえるよう、説明をしっかりなさって
ください。

「うちの社員は全然、私(社長)の言うことを分からない!」

 とまぁ、このように怒鳴り散らす経営者の方、実は多いんです。

 ところが、これまた実は、では、どのような説明をと逆に訊いてみますと、

 多いパターンが、

 独演型の一方通行ワンマンショー!

 社長の社員へのプレゼンテーション能力が試されるところです。

「そんなの、理解しない社員が悪いんだ!」

 こう心の中で大声を出した社長さん・・・

 分かってもらえないのは、プレゼンターの責任であり、敗北です。

 至急、考え方を改めるか、もう社員を雇わず、個人商店に戻ることを
お勧めいたします。

「話せば分かる」
とは味わいある言葉です。

 じっくり、充分話さないのに、「分からない」と断じる社長は危険です。

 話していない可能性があるから・・・




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さて、今回は?
★☆  vol_19 2005/3/18 「大企業の方が人材は優秀なのか?」

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 大企業は優秀な人材揃い。
 中小企業は人材が揃っていない。

 よくこんなことが言われます。
 確かに大企業は一流大学出身の優秀な学業成績の方々が多く入社されます。
 高度に専門的な人材も多いのも確かにその通り。

 優秀な人材であるはずの大企業の社員さんが、中小企業に勤務すると
大活躍!・・・のはずですが、現実はさにあらず。

 中小企業の現場では良くこんな声が聞かれます。

「うちでは全然使えない」
「よくこんな人を大企業では雇っていたな」

 もちろん、中には大活躍される方もいるのも事実ですが、多く聞かれるのは、
残念ながら・・・のコースの方です。

 中小企業で活躍できる人材とできない人材

 一体、何が違うのでしょうか。

 鍵は「変化」にあります。

 中小企業は変化が激しい。トップの方針は、山の天気も顔負けなぐらい
変わります。

 朝礼暮改どころか、朝礼昼改はよくあることですし、朝礼が出ていないのに、
内々動き出しておかないといけないことさえあります。「動け!」と言われても、
すぐには動いてはいけないときもありますし・・・

「変化」「対応力」 これが大きな力となります。

「困るよぉ〜 こうトップの方針がコロコロ変わられたら何もできないよ」

 こういうことをすぐに言ってしまうタイプの方。
 残念ながら、折角入社された中小企業での寿命はそう長くはありません。

 



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さて、今回は?
★☆  vol_20 2005/3/25 「去られるつらさ」

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 一人、また一人と社員を揃え、いろいろと教えながら事業の発展を
目指す社長たち。
 そんな中、突然訪れて深い悲しみを与えるのは、天塩にかけた社員からの
退職の申し出です。

 人生出会いと別れともいいますが、一緒にやろうと決めていた社員に
去られるのは、社長業の中でも辛い場面であります。

 そんなとき、どうか責めすぎないでください。

 社員に対して、「裏切り者!」と怒鳴ったとしても、所詮は別の人格です。
 彼・彼女にも事情があるのも確かでしょう。激高した気持ちで感情をぶちまけた
としたら、後味の悪いものになるだけです。

 逆に、自分を責めすぎないようにもしてください。
「自分(社長)がもっとしてあげたらよかった・・・」
と思い悩むことも必要ありません。

 会社は生き物です。

 日々成長しているのです。会社という器に合わせて社員も成長して行きます。

 ここで、成長できない社員は、別の場所に転出して行くのだと考えてください。

 退職の申し出を受けたときはショックでも、時間が経てば、「あぁ、あの時点で
○○さんは、うちに合わなくなっていたんだな」ということが実感できるでしょう。

 勿論、会社の成長に合わせて、一番成長しないといけないのは誰あろう?

 社長に他なりません。

 会社から退職の要望を出されないように、日々精進!

 社長業は人間成長業ですね。がんばりましょう!

 去る人あれば、来る人あり。希望の出会いも待っています。




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