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■□■ 実践人材開発コンサルタントが語る
□■□ 小さな会社の大きな人づくり
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□■  中小企業では人は育たない!いやいや、そんなことはありません。
■□  育たないではなく、育てていないのです。
□■  人を育てずして、会社の成長なし。社長一人でできることは限られ
■□  ています。
□■  とはいえ、人づくりというのは難しいもの・・・
■□  さぁ、これから人材開発の苦労を共にする実践コーチこと、私、カドワキが
□■  「人づくり」を望まれる皆様方に、活きた知恵を勇気で包んで
■□  お届け致します。
□■  あきらめないで!社長。さぁ、これから「人づくり」の本格スタートです。
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vol_1 2004/11/12 「たった一人の経営計画」

vol_2 2004/11/19 「人を残す偉さ」

vol_3 2004/11/26 「社長の気持ち、社員の気持ち 〜その1〜」

vol_4 2004/12/03 「社長の気持ち、社員の気持ち 〜その2〜」

vol_5 2004/12/10 「しんどいけれど楽しい人づくり その1」

vol_6 2004/12/17 「しんどいけれど楽しい人づくり その2」

vol_7 2004/12/24 「中小企業では人は育たない」

vol_8 2004/12/31 「入り口で勝負、出口は迅速に」

vol_9 2005/01/07 「マインドを共有できない社員たち」

vol_10 2005/1/14 「新卒社員のメリット・デメリット」

 

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さて、今回は?
★☆  vol_1 「たった一人の経営計画」 2004/11/12

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 社長はやりたいことが一杯です。と同時にやらなければならないことも一杯です。
「さぁ、会社をダイナミックに発展させるぞ!」
 こう思ったある社長さんがいました。 
 既存事業の見直し、再構築、新規顧客の開拓、マーケティング調査、
新規事業の可能性の検討、財務戦略の見直し、管理会計システムの導入、
人事戦略もしっかり立てておきたい。優秀な人材も採用しなければ・・・。
給与や評価制度も整備しないといけないな。社員教育も必要だ。
 次々とやりたいことが思い浮かんで来ました。
 紙に書き出すと、出て来る、出て来る・・・続々と出て来るではありませんか。
 社長は発展する未来の会社の様子を想像すると、楽しくなって来ました。
「さぁ、次は実行計画だ」
 社長は、次の構想に取り掛かりました。

 実際に誰が担当するのか分担を考えてみました。
 各項目毎に誰がやるかを書いてみます。カリカリカリ・・・ペンを走らせます。

「ぬあんと!なんと!・・・」
 書き込まれた名前は、たった一人! 自分の名前しかないではないですか。
 社長は愕然としました。この段階で自分のやりたいことは、実際には
できないということがハッキリした訳です。

 自分一人では何もできない。一人でできることは限られている。
「どうしよう・・・」
 社長は考えさせられました。

 たった一人で始めた新事業。
 圧倒的に創業はこのパターンが多いものですが、事業が育って来ると、
次のさらなる飛躍を自然に目指すのが社長の性(さが)というものです。
 一人で気ままに自分ペースでやるのがいいのか。社員を抱えて組織
(チーム)を組んでやるのか。
 会社の今後の成長を考える岐路はこうしてやって来ます。



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さて、今回は?
★☆  vol_2 2004/11/19 「人を残す偉さ」

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 事業家の偉さは何で決まるのでしょうか。
■莫大な資産(お金)を残す
■優れた製品、ノウハウ、技術を残す
■立派な建物を残す

 事業家が残す財産にはいろんなものがあるでしょう。

 でも、私は『人』を残した事業家が一番偉いと思います。
 人的資源とはよく言ったもので、『人』資源が一番大化けする可能性があるのです。
 かの有名な経営学者であるドラッカーがいみじくも言ったように、2倍にも3倍にも
使える可能性のある経営資源〜それが『人』資源なのです。

 『人』は刻々と変化する経営環境の変化に、柔軟に対応しながら事業継続を
図れる唯一の存在なのです。

 うちの事業は「わし一代限りだ!」こう決めている社長さんは、そんなに人づくりを
考えなくてもよいでしょう。わしの時代を支えてくれる人物をうまく探してくれば
いいのです。
 ところが、世の中、そうはうまくは行きません。社員にことを良く考えない社長には、
いい社員は付かないものです。不良社長に不良社員が結びついて、
お互いを不信感で包みあった暗い人生をおくることになるのでしょう。

 素晴らしい事業を展開しているのであれば、その継続を図るのは立派な行動です。
「経営とは継栄」なる言葉もあります。

 全国の社長さん全てに、徳川家康になれとは言いませんが、「続けれること」は
素晴らしいことです。大いにチャレンジして欲しいテーマであります。

 会社という生き物を、未来に起こり得る環境変化に対応させながら、
変化(=進化)させることができるのは、その会社に存在する社員に他なりません。

 社長、時には、「社員というのはしょうがない奴だ!」と思うこともあるでしょう。
 でも、人が、いてこその会社です。輝く『人』を育てて残してみませんか。 



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さて、今回は?
★☆  vol_3 2004/11/26 「社長の気持ち、社員の気持ち 〜その1〜」

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 よく社長はこう言われます。
「自分(経営者)の気持ちを全然、分かってくれないんですよ。
うちの社員たちは・・・」
 社員さんもさるもの。こう言います。
「自分たち(社員)の気持ちを、うちの社長は全然、分かってくれない。
全然ですよ!」

 おやおや、全くの平行線ですね。これらは、果たして交わることは
あるのでしょうか。

 誤解を恐れず言うならば、結論として、完全に交わることはあり得ません。

 全国の社長さん。社員さんはあなたの気持ちを100%分かる事はあり得ないと、
思ってください。これは、間違いない・・・?!

 何を隠そう、私、その昔、社員時代は全然、経営者の考えていることは
分からなかったです。むしろ、「何を考えているんだ!」と、時には憤りすら
感じることも多かったです(そのときの経営者の方々、ごめんなさい)。

 ところが、えらいものです。自分が経営者になると、そのときの経営者の気持ちが、
手に取るように分かるではありませんか。まるで、よく見える眼鏡をかけたように。

 要は、視点の違いと本気さの違いなのです。

 経営者でないと、見えないものというのが確かにあるのです。会社の中で、
唯一の高台から物を見れる人・・・それがトップだったのです。

 また、特にオーナー経営者は、会社に失敗 = 身ぐるみ剥がされ、自己破産
コースの危険に常にさらされています。ある面、命懸けです。どちらが、『本気』
といえるでしょう。

 「本気さ」においては、社長と社員の比較すること自体が無理なのです。

 本気さについては、社員さんのこの言葉にも表れます。

「責任とって辞めさせていただきます!」
 きっぱりと言い切る場面なんかは、カッコ良ささえ漂います。ところが、ここが問題。
辞めて、解決するのでしょうか。

 先ほど申し述べたように、社長、特に中小企業の社長は、事業に、会社に人生の
すべてをつぎ込んでいます。

「お前は辞めて、どっかに行ったら、それで済むけど、私は何があろうと問題を
解決しなければならない!逃げれないんだよ」
 社長は、こう決意しています。現に突然、出社しなくなった社員の後始末を、
黙々としているのは社長なのです。

 社員は辞めることができる。

 社長(オーナー)は辞めることができない。

 敢えて申すなら、この違いでしょうか。



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さて、今回は?
★☆  vol_4 2004/12/03 「社長の気持ち、社員の気持ち 〜その2〜」

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社長の気持ちを、社員は完全に分かることはないと申しました。

 ここからが、現実的に大事なところなのですが、社長は、社員とはそういうもん
だなということを、認識しておくことです。
 簡単に分かり合えると思っていたら、えらいことになります。いつも「裏切られた!」
と怒ってばかりになるでしょう。

 社長は、自分は特別な存在なんだと覚悟してください。

 自分を理解しろ!と言っても、それは無理な話とあきらめてください。

 なんとも、寂しい話ですね。悲しくなってきますか?

 ご心配なく、方法はひとつあります! 社員の「ココロ」を理解することです。

 社員は社長の気持ちを完全には理解できないが、

 社長は社員の気持ちをある程度、理解することは可能である。

 この極意に気づいた方が、大きな人づくりへの実践コースへの入り口を、
開くことができる人です。

 社長さんは、事業が大きくなるにつれて、直面されていることでしょう。
「一人の限界の怖さ」「チーム結成、編成の必要性」
 
 一人では無理。数人でも無理。チームをつくらないといけない。

 このチームをつくることに舵を切ることを決めた瞬間から、会社を飛躍的に、
発展させるコースへの入り口に手をかけたも同然です。

 社長、あなたの決心は?

 あなたの事業は、一人でまかなえる範囲のボリュームですか?
 発展させたレベルは、一人で、または家族だけで可能ですか?

 原点はここにあります。



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さて、今回は?
★☆ vol_5 2004/12/10 「しんどいけれど楽しい人づくり その1」

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人材育成の重要性は、どの経営者もよく言われるところです。

 しかしながら、なかなかじっくり取り組めない人が多いのは、
どういったことでしょうか。
 世の中の会社を見渡しても、「人材育成が上手く行っている!」と声高に
言える会社は少ないものです。

 それどころか、
「人なんて育たないよ」とか「なかなか育つものじゃない」あるいは、
「育つような人はいない」と、人材育成については、その難しさ、大変さを訴える
会社は多いものです。(まぁ、それで私の仕事が成り立っているようなところも
あるのですが)

 どうやら、

 人材育成は大変

 人材育成は難しい

 人材育成は実らない
 
 「うちでは人は育てません」
 こう言い切る会社さんもあります。

 「えっ、それでどうするんですか?」

 「育った人を必要なときに、採用するんです」

 この会社は中途採用しかしないそうです。続きがあります。

 この会社での社員さんの定着率は良くありません。どうもその会社には
根付かないようなのです。さて、どうしてなのでしょうか?

 実はこの会社の社長の「人」に対するスタンスにありました。

 この会社のパターンは、入社時は「すごい人が来てくれた!これでわが社も
大成長だ!」と凄い評価なのですが、入社後、月日を重ねるにつれて
「なんで、こんなことができないんだ」
「年だけとりやがって!」
と社長の社員さんに対するパッシングが始まるのを皮切りに、そのあと、
その人の相場は落ち続けになるそうです。

 ここの社員さん(かろうじて残っている)曰く、

「うちには耐用年数という言葉があるのですよ。平均しても3年なら長い方かな」

 どうもここの社長さん、人は勝手に育つようなものと思っているようです。
自分で勝手に育たない社員は、お払い箱のようです。先ほどのくだんの社員さんに
再度、聞きました。

「あなたは、ずっとこの会社におられますか?」

「いやぁ、たぶん、無理でしょう。私も耐用年数の期限がきっとやって来ます・・・」

なんとも淋しい話です。誰も残れない会社。



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さて、今回は?
★☆  vol_6 2004/12/17 「しんどいけれど楽しい人づくり その2」

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 人材育成は苦労の多いものです。しかも、人間というのは、植物や動物とは
違って、育つのに時間がかかる。この時間がかかるところが、難しさの最たる
ものです。

 家庭では待てても、会社やビジネスの世界では、待てません。そこで、時間短縮、
手っ取り早くの手立てとして、中途採用を連発してしまうという訳なのですが、
なかなかうまく根付かず退職してしまい、また採用を繰り返す。
こういったサイクルに陥っている会社は結構あります。中小企業は特に多いです。

 時間がかかる人材育成は、しんどいものなのですが、片や、こういう社長も
世間にはいます。

「人が育つというのはおもしろいものですなぁ。なかなか伸びんけど、一旦、
伸びだすと、ぴゅ〜と伸びていく」

 この『ぴゅ〜』というのが面白いところですね。人間の可能性開花の面白さとでも
言いましょうか。

 時間が、かかるところは「辛抱、辛抱」ですが、ある程度の辛抱を超えると、
一転、伸びだす。それこそ、『ぴゅ〜』と。

 伸びだすと、今までできなかったことが次々にできるようになる。
それと、社長が驚くのは、
「こいつ、こんなことができるのか!」
の新発見です。今まで見えなかった様々な可能性が表に出て来ることがあります。

 まさに、いい意味での人体の神秘です。

 新しい可能性に出会えるとき、それは楽しみへと変わります。

「会社が育つから社員が育つ」

「社員が育つから会社も育つ」

 どちらも真理です。

「努力は長くて苦味を伴うが、その実は甘い」
とは、人材育成のことをよく表している言葉です。

 辛抱・辛抱のあとの甘みを味わってみませんか。社長! 

 人間の可能性というのは、なかなか捨てたものではありませんよ。



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さて、今回は?
★☆  vol_7 2004/12/24 「中小企業では人は育たない」

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中小企業で人は育たない。本当でしょうか?

 「うちはダメですょォ・・・中小企業ですから〜」

 こう自嘲気味に語る社長さんの声を多く聞きます。さらに・・・

 「うちに入って来る社員ですから、そんな難しいことはできないですわ」
 「すーぐ辞めてしまうんですよ。育てる間もありません」

 等々、出てくる出てくる恨み節といったところでしょうか。

 これ全て、ズバリ「育てるを放棄した」経営者の言葉です。
すいません。今回は辛口ズバリの味付けです。

 逆からも見てみましょうか。大企業と呼ばれる会社の社員は育っているか?
 もちろん、優秀な方に育つ可能性は高いかも知れません。私が研修に伺って、
「なんと素晴らしい!」と感動する方がいるのも事実です。
 反面、「この方、ホントにここの社員さん・・・?」と思わせる方がいる
のも事実です。

 中小企業の方でも、「会社が折角準備してくれた研修です。一生懸命、
勉強させていただきます!」こんな受講生の方ばかりの会社もあります。
もう、私の方は感動の渦であるのは言うまでもありません。実際、
受講態度は素晴らしい!
 
 育たないと決め込んでいる経営者。
 出来そうな人間を次々に中途採用。駄目ならすぐにお払い箱。

 育つと信じる経営者
 出来そうな人間を辛抱強く育てます。
 人間そう簡単に育たないことを知っています。
(自分の子供と一緒だよぉ〜・・・)

 育たないのではなく、育てない。
 この違いに気がつかない方が意外に多いものです。

 あなたは大丈夫ですか?

 社員さんは、あなたが経営者として育っているかも実はじっと見ていますよ・・・。



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さて、今回は?
★☆  vol_8 2004/12/31 「入り口で勝負、出口は迅速に」

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超現実的なお話です。

 育てると決めた。うちに入ってくれた社員はどんな人でも育てるんだ!
 素晴らしい経営者の決心です。

 ところが、実践コンサルタントという(役回り)の私は、こう言います。

「社長、それは無理でっせ」
 
 社長は、反論!
「育てるのが大事だと言ったじゃないですか」

 「育てる」の方針、もちろん、これはとても結構なことです。

 次に現実的なこととして、じゃあ、実際、誰でも彼でも育つのかという事と
向き合わねばなりません。

 例えば、プロスポーツの世界。誰でもプロ野球の選手にはなれませんよね。
「素質」というものが大きな要因になっているのです。

「そんな、うちには天才なんて来ません」
 すぐに社長の反論の声が聞こえてきそうです。
 何も、特別な才能と考える必要はありません。努力し続けるのも立派な
才能です。

 言うなれば、社員の採用は、正社員の場合はとりわけ、プロ○○○○選手
(○には御社の社名を入れてみてください)の採用です。

 ご存知の通り、会社の数だけ、会社の性格があるのです。考えてみれば、
合う・合わないがあるのは、当たり前のことです。

―あるお話―

 誰が見てもいい会社。なのに、自分から辞めてしまった成長株。

「どうして?勿体ない!」
 周りは大合唱です。ところが本人は・・・一言で言えば
「合わなかったんだよ」
 周りは沈黙・・・

 このようなパターンは、世の中、多いものです。でも真実です。現実です。

 プロ○○○○選手

 これって具体的にどんな人でしょうか?
 社長、一言で述べることができるでしょうか?分かりやすく説明できますか?

 ここを掴めていないと、「まぁ、何となく仕事が出来そうな人」を採ってしまいます。
 そして、その後、ある月日を経て、性格の不一致問題が発生します。

 どんな基礎ベースを持った人がいいのか?ここには、徹底的にこだわって
大事にしてください。

 このように、人材育成は採用という入り口で、いきなり最大のヤマに直面します。
採用してしまっても、自社の人材像をしっかり持っているのであれば、
合う、合わないは入社後の様子で判断できます。
 そのために試用期間というのがあるのです。

 そして、合わないと判断できるのであれば、速やかにお別れしてください。
 不幸な結婚生活を続ける必要はありません。

 社員さんも幸福にはなれないでしょう。

 心の通い合っていない、「仮面夫婦」というのは、何も家庭に限らず、
会社と社員の関係にもあるのです。

「うちみたいなところに来てくれるだけ有難い!」
と安易に採用して、簡単に辞められて、またまたバタバタしてしまう・・・
なんてことになっている会社も多いものです。

 採用(目利き)に時間をかけるのは大変しょうが、トータルで見ると、ここに時間を
かけておくのが、案外、その後をスムーズに行かせるものです。

 『急がば回れ』とはよく言ったものです。
 人材育成でも名言の輝きですね。



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さて、今回は?
★☆  vol_9 2005/01/07 「マインドを共有できない社員たち」

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 何度言っても、社長の思いが通じない社員がいます。

「何度、言ったら分かるんだ!」
 ついには、社長の癇癪玉が炸裂です。

 もっとも、社員の方はというと・・・

「何回聞いても分からない。一体、何を言っているのやら・・・」
と、こうなっているモノですから、両者はいつまでも平行線となるわけです。

『心合わせ』という言葉があります。

『心』が合っていないと、何かにつけ、意志は通じないものです。意志が疎通
しないのです。さらにやっかいなのは、社員さんは自分の価値観で動こうとして
しまいます。

          社員の価値観 = 会社の価値観

 これならOKですが、大体において、Not = となっている場合が多いもの
です。
 おぉ〜怖っ!

 これは、社長にとっては、その辺のホラー映画以上に恐ろしく怖いことです。

 そして、この決め文句が出るともう、クラクラです・・・。

「うちは、社長がちょっとおかしいんですわ」

 それも、キッパリと自信たっぷりに言い切られると、それなりの影響力が
ありますので、笑い事ではなくなります。

 あなたの会社の社員さんとは基本マインド(『心』)合わせはできていますか?
 人材育成はマインドの共有から始まります。



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さて、今回は?
★☆  vol_10 2005/1/14 「新卒社員のメリット・デメリット」

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 採用は中途がいいですか?新卒がいいですか?
 私も職業柄、よく聞かれる質問です。

 伸び盛りのベンチャー企業にとっては、事業の拡大とともに、仕事量は求められる
質の向上とともに、増大します。

「そりゃ、中途採用でしょう!欲しいのは即戦力ですから」

 これもよく聞く話です。ごもっとも。

「新卒は育てるのに、時間がかかりますから・・・うちにはそんな余裕はないし・・・」

 これもよく聞く話です。

 新卒社員のデメリットは、言うまでもなく、真っ白から、育てないといけない
ということです。朝の挨拶から教えないといけないですもんね。確かに時間が
かかります。

 メリットは、フレッシュさが一番にあげられますかね。
 職場に新風を吹き込んでくれ、先輩達に刺激を与えてくれる。
斬新な発想も魅力だ。まぁ、こんなところですか。

 ここでは、大企業ではなく、中小、ベンチャー企業の視点からお話しますね。

 新卒社員の最大のメリットは・・・

「染まりやすさ」です。染めるといっても、洗脳するみたいなイメージでは
ありませんので、誤解なく。

何に染めるのか。それは会社の「考え方」です。会社の価値観と言っても
よいでしょう。

・真っ白なキャンパス

・何かしら色のついてしまったキャンパス

 どちらの方が、好きな色をつけやすいでしょうか。
 誤解のないように申し添えておきますが、何も中途採用社員が悪いと言っている
わけではありません。薄いピンクを塗ろうと思っていたのに、キャンパスに既に、
茶色が塗られていたならば・・・

 ペインター(社長)は、絵筆を持って、しばし考え込み・・・

 仕方が無い!無理になってしまい、さらに無理が出て・・・というのも
世間でよくある話です。



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